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1 操縦士等飛行記録

(1) 別記様式第1の記載要領

操縦士等が、次のア〜オに示す航空従事者技能証明等を付与された場合に記入する。また、国家試験により取得した航空従事者技能証明等についても同様の要領で記入する。

ア 航空従事者技能証明の項

 航空従事者技能証明の種類、付与番号、付与年月日及び当該技能証明の限定事項を記入する。

イ 計器飛行証明の項

 計器飛行証明の種類、付与番号、付与年月日及び有効期限を記入する。

ウ 無線資格の項

 無線資格の種類、付与番号及び付与年月日を記入する。

エ とう乗資格証明の項

 機種、航空機操縦員のとう乗資格証明等に関する達(昭和35年海上自衛隊達第35号)第3条の規定により付与されたとう乗資格及び付与年月日を記入する。備考欄には、とう乗員の練度は握のために航空部隊の長が定めた記号等参考になる事項を記入することができる。

オ 年間飛行時間(表紙裏面)

 毎年4月1日から翌年3月31日までの期間ごとに、機種別の総飛行時間及び正操縦時間(正(単)操及び教官時間の合計)を記入する(機種の空白欄には、当該とう乗員のとう乗経歴順に機種を記入する。)。

 合計欄は、年間の飛行時間及び正操縦時間の合計並びに累計を記入する。

(2) 別記様式第2の記載要領

操縦士等が航空業務を行った場合に、その月の1日から末日までの期間ごとに次のア〜セに示す要領で当該事項を記入する。

ア 日付A欄

 航空業務を行った日を記入する。ただし、飛行が翌日にわたって行われた場合には、離陸した日の属する日とする。

イ 航空機型式B欄

 海上自衛隊の使用する航空機の分類等及び塗粧標準に関する達(昭和37年海上自衛隊達第119号)別表第1の航空機の型式を記入する。

ウ 任務記号C欄

 付表の任務記号を記入する。

エ 発着基地D欄

 航空機の出発基地及び到着基地を、海上自衛隊の使用する符号及び記号に関する達(昭和33年海上自衛隊達第45号)別表第13項の地名記号を用いて記入する。地名記号が定められていない基地等から発着した場合は、当該基地等名を記入する。

記入例:Ka〜Sm、はるな〜Ta

オ 飛行時間E欄

 固定翼航空機にあっては、離陸又は離水のための滑走を始めたときから、着陸又は着水して発動機を止めたときまで、回転翼航空機にあっては、離陸のためにローターをかん合したときから、着陸してローターを離脱したときまでの時間(1時間未満は1/10単位時間であらわし、端数は3分以下切り捨て、4分以上は切り上げる。)を記入する。

カ 教官、正(単)操時間欄

(ア) 教官F

 操縦教官として、操縦士学生等(海上自衛隊の教育訓練の実施に関する達(昭和42年海上自衛隊達第31号)別表第2(その3)の操縦士となるための課程における教育又は限定事項を拡大するため長官の指定する教育課程若しくは講習を受けている者をいう。)に対し操縦教育を行った場合に、その飛行時間を記入する。

(イ) 正(単)操G

 正操縦者(操縦する席のいかんにかかわらず、現に航空機を操縦している者をいう。)としての飛行時間を記入する。ただし、操縦士学生等にあっては.単独若しくは学生互乗飛行又は技能検定飛行を行った場合にのみその飛行時間を記入する。

(ウ) 計器飛行H

 計器気象状態下における飛行時間を記入する。ただし、計器飛行方式で飛行した時間のうち、有視界気象状態下の時間は除く。

(エ) 計器訓練I

 有視界気象状態下で計器飛行訓練を実施した場合の飛行時間を記入する。

(オ) 夜間飛行時間J

 日没から日出までの間における飛行時間を記入する。

キ 副(学)操時間欄

(ア) 副(学)操K

 副操縦者(正操縦者の操縦を補佐している者をいう。)としての飛行時間を記入する。操縦士学生等にあっては、操縦教育を受けた場合の飛行時間を記入する。

(イ) 計器飛行L

 カ(ウ)に同じ。

(ウ) 学生計器訓練M

 操縦士学生等が有視界気象状態下で、計器飛行訓練を実施した場合の飛行時間を記入する。

(エ) 夜間飛行N

 カ(オ)に同じ。

ク その他O欄

 教官、正(単)操及び副(学)操のいずれにも該当しない飛行時間を記入する。

ケ 計器進入欄

 正操縦者又は操縦士学生等が、計器進入又は模擬計器進入を実施した場合に記入する。ただし、操縦教官にあっては、操縦士学生等が実施した場合も自ら実施したものとして記入する。

(ア) 型式P

 次の記号を記入する。

A:ADFによる進入

G:精密レーダー又は捜索レーダーによる進入

T:タカンによる進入

1:ILSによる進入

V:VOR又はVOR/DMEによる進入

 2つ以上を組み合わせて進入した場合は、最終の当該進入型式記号を記入する。

(イ) 回数

a (A)Q:計器進入の回数を記入する。

b (S)R:模擬計器進入の回数を記入する。

コ 着陸(艦・水)回数S欄

 正操縦者又は操縦士学生等が、着陸、着艦又は着水を実施した場合に、その回数を記入する。ただし、操縦教官にあっては、計器進入の場合と同じ要領で記入する。

サ 機長時間T欄

 機長として飛行した場合の飛行時間を記入する(機長の場合は、教官、正(単)操、副(学)操及びその他の飛行時間のいずれかと重複して記入する。)。

シ 備考U欄

 飛行内容等の補足事項を記入する。

ス 証明欄

 飛行隊長等(航空部隊にあっては、飛行隊長又は教育飛行隊長、航空部隊以外の部隊等にあっては、当該部隊等の長の指定する幹部自衛官をいう。)が記名、押印する。

セ 記事欄

 飛行隊長等が必要と認める事項を記入する。

(3) 別記様式第3の記載要領

操縦士等が飛行訓練装置を用いて、航空業務に関する訓練を行った場合に、訓練時間その他所要の事項を次のア〜オに示す要領で当該事項を記入する。また、記録は月ごとに区分することなく記入する。ただし、当該操縦士等が所属を異動した場合には、ページをあらためるものとする。

ア 年月日A欄

 訓練を行った年月日を記入する。

記入例:53.4.1

イ 飛行訓練装置型式B欄

 操縦訓練装置の型式を記入する。

記入例:P−2J OFT、PS−1 OFT

ウ 訓練時間C欄

 訓練時間を飛行時間に準じて記入する。

エ 訓練内訳欄

(ア) 基本操縦D

 正操縦者又は操縦士学生等が、計器飛行訓練以外の操縦訓練を行った場合の訓練時間を記入する。

(イ) 計器訓練E

 正操縦者又は操縦士学生等が、計器飛行訓練を行った場合の訓練時間を記入する。

(ウ) 計器進入

 計器飛行訓練において、計器進入訓練を行った場合に、1(2)ケに示す別記様式第2の記載要領に準じて、進入型式及び回数を記入する。

(エ) 着陸等回数H

 正操縦者又は操縦士学生等が着陸等の訓練を行った場合の回数を記入する。

オ 備考欄

 訓練内容等の補足事項を記入する。

2 航空士等飛行記録

 次によるほか、1に示す操縦士等飛行記録記載要領に準ずる。

(1) 別記様式第4の年間飛行時間は、機種別の総飛行時間を記入する。

(2) 別記様式第5の機上配置D欄には、次により航空士等の主たる配置を記入する。

TACO:戦術員

N A V:航法員

F  E:機上整備員

R  A:通信員

R  D:電測員

SS−3:対潜員(非音響)

A  W:対潜員

SS−1/2:対満員(音響)

S  N:水測員

S  M:対満員(回転翼)

A  O:武器員

O R D:武器員(P−3C)

I F T:機上電子整備員

A M D:救護員

R  S:機上救助員

Z   :上記以外の配員